国や行政の経費って本当に有効な使い方がされているのかな?

mon-mobil_税金税金の無駄遣いという言葉をよく耳にします。おそらく税金とは無駄遣いされるものなのかもしれません。理由はいろいろと言われていますが、要するに自分で稼いだお金じゃないから身に付かないということだとも言われます。
確かにそういう側面もあるとは思いますが、実際に役所や官庁に勤務する人間の多くはまじめであり、税金の使い道についても非情に神経質です。つまり「他人から預かったお金だからこそ無駄に使ってはいけない」という心理が働いていると言えるでしょう。そうした「まともな」公務員から見れば、今の日本の税金の無駄遣いに対する感想は、私達と同じような感覚なのかもしれません。

國學院大學 | 財務情報

税金の無駄遣いと聞いてすぐに思いつくのは「大型施設」ではないでしょうか。多額の税金を投じて建設されたにも関わらず、地域住民にもほとんど利用されることなく、維持費だけがかかっているような施設がよくメディアでも取り上げられています。最終的には二束三文で民間に払い下げられるか、解体されるか、いずれにしろ投入された費用が回収されることはありません。これはまさに「やらないほうが良かった」という税金の無駄遣いの例でしょう。

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しかし少なくとも、こうした箱モノ行政は、よほどいい加減なリサーチしかしていないという場合を除き、常態としてギャンブル的な要素も持っています。そうした不確定要素に多額の税金を投入することの是非はともかく、少なくとも当初は地位活性の大義名分があったはずです。そして「活用されない」という明確な結果を提示して成功と失敗が判断されるわけです。しかし税金の無駄遣いには、それが失敗と明確に判断する基準がないものが多くあります。そもそも税金は、直接的な成果をもたらさないことに多く投入されているわけで、そこに明確な失敗や成功はありません。

吉村 典久 教授(租税法、国際租税法) - 慶應義塾大学 法学部

重要なのは結果として無駄だったかよりも、現在進行形で無駄を出し続けていないかということかもしれません。