整体の歴史を調べたら

mon-mobil_背骨「整体」って、名は体を表すというか、その効果を正確に表している言葉だと思いませんか?骨格や関節の歪みやズレ、筋肉疲労を主に手技によって治す、まさに「体をあるべき状態に整える」、これが整体ですよね。私自身もそうですが、人間、生きている限りは生活スタイルや体の動かし方に何らかのクセが出てくるものです。

The World Federation of Chiropractic

そんなクセが骨格や関節に大なり小なり悪影響を与え、痛みやコリとして表面化すると、どうしても解消したくなります。そんなときに取る手段が整体ということになります。人間の体に起こる物理的な不具合を解消するのが目的なためか、整体の歴史を調べてみたら、かなり古いんですよね。一説では、2000年以上の歴史があるとか…。整体はカイロプラクテックなどやのようにハッキリとした創始者がいません。



中国に伝わる椎掌(ついな)と日本古武道の中の技術として伝わる体修復術が融合し、その後オステパシーやカイロプラクティク、さらに中国式整体術などの影響を受けて様々な流派の整体術として発展してきたようです。そして日本の整体師の中で重要な役割を果たしたのが整体指導者である野口晴哉。体修復術として様々な流派を持つ治療法の中にある共通項を見つけ出し、標準型としてまとめ上げ、「整体」という名前を付けたのは彼だったといいます。整体の一般形を体系化に尽力しただけでなく、指導者を育成する活動にも力を入れていました。そのかいあって、国家資格がない整体師の業界にあって社団法人整体協会を文部科学省の認可を受けて発足するまでに整体を発展させたのです。

The Chiropractic Report

野口晴哉の整体に対する基本理念は「体の歪みを整体術によって、自己治療させ、元に戻す」ことを掲げていました。あれ?これって私の通っている整体院のおじいちゃんに常々言われていることじゃないですか。「やり方教えてあげてるんだから、自分で治せるようになりなよ。」施術を受けているこっちは「そんなバカな」と思っていたのに、おじいちゃんの方針はまさに整体の父の基本理念と同じだったんですね。整体は国家資格がない人でも従事できるため、一歩間違えば技術のない悪徳整体院や単なるマッサージ行う業者が幅を利かせてしまっているのも事実です。私の通っているおじいちゃん整体院のように、患者の生活スタイルや体の特徴完全に把握し、解消してくれる整体院を探すのが、いずれ自分の体の歪みを治せるようになる第一歩なのかもしれません。